浅間山の降灰(2009年2月2日)


<浅間山の火山灰65km/h、2時間後には首都圏到達>

2日未明の浅間山の噴火で放出された火山灰は、噴火のおよそ2時間後には山から約130km離れた首都圏に到達していたことが東京大学地震研究所の分析で分かった。同研究所の金子隆之助教(火山地質学)らは、気象衛星「ひまわり6号」が撮影した赤外画像を処理して、火山灰の行方を調査した。その結果、火山灰が南東向きの風に乗って運ばれ、噴火から1時間40分後の午前3時半には東京都の多摩地域、2時間40分後の午前4時半には東京都南部から房総半島にかけた地域に広がっている様子が確認された。首都圏には1時間50分後の午前3時40分ごろに届いていたとみられる。(読売新聞)

スプリット画像 短波長赤外差分画像


デジタル顕微鏡